第9回波野プレイキャンプ

田舎で遊ぼう!!

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 2009年8月1,2日に波野の家で第9回波野プレイキャンプをしました.熊本グリーンヘルパーの会が行ったもので,鹿児島から3人のグリーンヘルパーの方が協力に来ました.今回は,子供が30数名,保護者やグリーンヘルパーの方達を会わせると総勢60名の大所帯でした.


<受付>


 

 子供たちが集まってきました.


<野菜収穫

 今年は,岩下一之信さんにジャガイモの収穫をしてもらいました.機械で掘りました.

 子供たちは我れ先にと取りました.

 取ったぞ〜〜!!


<オリエンテーリング>

 まとめ役の園村さんがまずは話をしました.雨の心配で,野菜の収穫を先にしました.


<五右衛門風呂>


 鹿児島グリーンヘルパーの会会長,福ヶ迫さんは木登りなど何でもできる方ですが,今回は少し早く来た子供たちを集めて火起こしを子供たちに教えていました.1979年に2月間マレーシアシャクナゲの調査研究に言ったことがあるのですが,地元の方は同じような方法で火起こしをしていました.種火を作るにはスギの赤材の部分がいいそうです.

 火吹き竹で頬をふくらませ,風呂を焚きました.恐らく始めて本格的に火を使う子供達を指導しているのは戸上さんです.水漏れがするので,建築業の上林さんに来てもらって直してもらいました.上林さんは,ロータリークラブの会長や龍田プレイパークの運営などボランティア活動でも頑張っているすばらしい方です.


<食器作り>

 雨が降り始めたので,竹細工は部屋の中でしました.まずはハシ作りです.指導しているのは竹原さんと藤本さん,堺さんなどです.

<名札作り>

 名札作りをしました.名札は,堺さんがサレモンの木で作ったものです.

 今年はインドからの参加者が2人いました.空手クラブの先生(右端)のところにグリーンヘルパーの竹原さん親子が習いに行っていることからたくさんの子供たちを連れてきてくれました.


<夕食作り

 昔の田舎では,ご飯を作るのも結構大変で,子供たちも手伝っていました.夕食は,みんなでカレーを作りました.園村さん,井上さん,富岡さんなど女性軍が活躍していました.


 涙を流しながらタマネギなどを切っています.自分たちで掘ってきたジャガイモなどは波野で作られたもの,トマトは研究室でつくられたものでした.また,この家を拠点にキャベツなどを作っている藤本君からは.ナスやニンジンなど野菜の差し入れをもらいました.

 ご飯は,裏山の竹を燃料に藤本君の家で作ったのお米を竃(かまど)で羽釜を使って炊きました.


 羽釜で炊いたおこげのおいしいご飯をついでもらいました.


 カレーは大釜で作りました.


 竹で作ったお皿でいただきました.


<ゲーム>

 「私は誰でしょう」ゲームです.子供たちが仲良くなりました.


<四方山話>

 毎年,夜には旧波野村の元村長岩下一之進さんの四方山話です.阿蘇山が30万年前,荻岳は40万年前にできたことなど興味深い話をしてもらいました.今年は低学年の子供が多かったのですが一生懸命聞いていました.


<ラジオ体操>

 翌朝は,早起きして,ラジオ体操をしました.


<荻岳登山>


 朝もやの中,登山開始です.

 途中,植物観察をしながら登山しました.森の中フジのツルに腰かけました.

 四方える(843m)荻岳山頂です.

 オオキツネノカミソリなどきれいな花がたくさん咲いていました.


<朝食>

 朝食です.

 裏方で頑張っている皆さんに感謝しながら美味しくいただきました.


<空手>

 朝の練習に習っていない子供たちも加えてもらいました.


<中江神楽>

 阿蘇市(旧波野村)中江の神楽殿では,5月から11月まで第一日曜の1時から神楽をしています.重要無形文化財ですが,無料で見られます.また,波野では,小学生80名の内40名が入っているという人気の部活が神楽部です.今年も最初の演題が「四方礼始」で,同年代の子供達が演じました.

 何と舞い手が観客とシロダモの枝を引き合う「柴曵(しばひ)き」を小学校の子供たちがしました.どちらかというと体力のある大人の舞い手が子供たちを相手にする子供に人気の舞です.どうなることかと心配しましたが,波野の子供たちは大したものと感心しました.熊本からの子供達も真剣に引き合ったり,舞台から下りて追いかけてくる舞い手から逃げ回ったりして楽しんでいました.