コンニャク作り

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波野のコンニャク作り名人達

 緑のまち作り交流協会の園村さん(左橋)に紹介される波野村のコンニャク作り名人,佐藤さん(右から2番目)です.大変お世話になりました.


 コンニャク作りをコンニャク芋栽培からやってみようと思っていました.コンニャク芋の栽培には種芋から初めて3〜4年かかります.今年(2001年)は,岩下一之進さん(前波野村長)が作った芋を分けてもらいました.11月23日に波野村(波野の家を利用される方は必ず 基本方針 をお読みください.)で九州各地から集まったグリーンヘルパーの方とコンニャク作りをしました.
 


煮る

 コンニャク芋は日当たりの良い斜面で3〜4年栽培すると約1kgの大きさになります.その芋を皮ごと4分の一の大きさに切って大釜で煮ます.この仲間(同属)には,Elephant Foot(直訳すると象の足?)があり,東南アジアで栽培され,サトイモと味の似ていますが,サトイモの仲間には毒を含むものも多く,コンニャク芋とよく似た花を咲かせるマムシグサも毒草です.
 
 

 1時間以上煮て柔らかくなったら取り出します.
 
 



皮むき

 冷やして皮をできるだけきれいに剥きます.


混ぜる

 水を芋の2倍ほど加え,ミキサーでつぶし,よく捏ねます.ミキサーの前にある720mlの酒ビンには灰汁(あく)が入っています.灰汁によってコンニャクの味が変わるらしく,黒大豆の灰で作った灰汁が良いそうです.

 芋3kgに対し,灰汁を720ml加えよく混ぜます.結構,コンニャクを作るのには時間と手間がかかります.


ゆでる

 形を作り,大釜でゆでます.
 


食べる

 最後はこれです.刺身コンニャク,田楽などで食べました.最高でした.