肥後ツバキ

ー世界に誇る肥後六花の代表ー

(English version is HERE .)



特徴 梅芯一重,葉と花弁の厚み,接ぎ木による盆栽づくり(下の写真は品種’王冠’)
来歴 1.ヤブツバキとユキツバキの雑種起源説には疑問がある(田中)

 肥後ツバキの代表的な品種を紹介します.
阿蘇娘,王冠,熊谷国の光紅丹頂珠錨新司新太田白晴姿,大平楽,丹頂,丹頂桃,長楽,匂紅,匂吹雪,日本錦,白扇,白鷹,肥後羽衣,不知火,万才楽

 
寛永7年(1630)12年(1635)4種類の百椿集・百椿図(安楽庵策伝など)‘熊谷‘の類似品種
明暦3年(1657)・万治2,3年(1659,1660)草木写生(狩野重賢)
慶安5年(1652)飛鳥川(山中三柳の随筆)
江戸中期 椿花図譜(宮内庁)他多数の図譜,屏風
元禄8年(1695)花壇地錦抄(伊藤伊兵衛三之丞)205品種
享保7年(1722)百花椿名よせ色付(伊藤伊兵衛政武)販売用カタログ
文政(1818)ー天保(1830) 肥後ツバキ30品種(白金植木屋文助)
天保7年(1836)古今要覧稿(屋代弘賢編)560巻の百科事典
天保12年(1841) 肥後ツバキ12品種‘おそらく’,‘八橋’,‘蜀紅’,‘笑顔’,‘日本錦’,‘太田白’,‘紅梅’(山崎貞房)
天保15年(1844)梅園海石榴花譜(毛利元寿梅園)
明治12年(1879)椿花集(伊藤小右衛門ら)
明治15年(1881)椿花百集(吉沢雪あん)
昭和9年(1934)肥後椿花競べ(吉村名花園)
昭和33年(1958)肥後つばき協会