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2003年8月2,3日に波野の家(波野の家を利用される方は必ず基本方針 をお読みください.)で熊本市内の子供達18名を集めてプレイキャンプをしました.その中で,前村長,岩下一之進さんに教えてもらって豆腐を作りました.
豆腐作りについては私の研究室(九州東海大学農学部蔬菜花卉園芸学研究室)の卒業生である野田君の作ったとうふ博物館にも詳しく載っています.
波野は熊本では美味しいダイズの産地としても知られています.今回は黒ダイズと白ダイズとを用いました.1昼夜水に漬けたダイズを挽き臼かミキサーで砕きます.粉にするにはミキサーやカッターなどもありますが,三輪先生によると摩擦熱(500度〜1000度)による粉の熱変成があるので,従来のつく(搗き臼),挽く(石臼,挽き臼),摺る(すり鉢)でゆっくりと粉にした方が美味しいそうです.ダイズの重さの2,3倍の豆腐が作れます.
焦げが鍋にこびりつかないようにかき混ぜながら煮ます(右は温度計です).
漉(こ)す
絞って漉します.絞り汁が豆乳,残ったものが雪花菜(おから)です.
苦汁(にがり)
70℃に冷えてから苦汁を加えてゆっくりかき混ぜ,しばらく置いておくとタンパク質が小さな塊になって分離してきます.
型に入れる
型に晒しを敷き,流し込みます.
出来上がり
出来上がりです.黒ダイズからは紫色の豆腐が出来上がりました.
食べる
雪花菜も美味しくできました.
みんなで楽しく美味しくいただきました.