波野プレイキャンプ（夏編）

　2003年８月2,3日に波野の家で熊本市内の子供達１８名を集めてプレイキャンプをしました．緑のまちづくり交流協会の主催で損保ジャパンが支援し，グリーンヘルパーの会の協力で行ったもので，テレビ熊本（TKU）が２日間取材し，プレイキャンプの様子は，８月７日の番組「ピュアぴゅあ」で放映されました．

　九州東海大学蔬菜花卉園芸学研究室の学生諸君の指導で畝立てや野菜（チコリー）の定植をしました．クワを使うのも初めての経験でした．　

　グリーンヘルパーで国際竹トンボ協会の亀井、吉田さん達の指導で，竹トンボを作り，飛ばしました．最初は，飛ばすのも上手くできなかった子供達も最後は上手に飛ばせるようになりました．

　ノコギリ，ナタ，ナイフを使って裏山の竹でコップ，はし，竹皿などを作りました．夜には竹でっぽうも自分で作れるようになりました．

　大鍋でダイズを煮，前村長，岩下一之進さんに教えてもらって豆腐を作りました．その他，かまどでの炊飯、炭起こしを経験しました．五右衛門風呂を炊き，抜け穴探検で汚れた身体を洗い，疲れを癒しました．便利な生活に慣れた町の子供達には，田舎の生活の大変さより楽しさが先でした．

　一之進さんに子供の頃の田舎暮らし，東京育ちで熊本で就農し，それまでの半生記（大地への夢）を出したばかりの木之内均さん（波野の家の共同所有者）に農業への夢を語ってもらいました．

　福岡の近藤さんに星座の話をしてもらい，６万年ぶり？に大接近する火星を観察しました．天の川を初めて見る子供達もいました．この後，蚊帳を張って寝ました．

 　６時に起床，ラジオ体操の後，そばの種まきをしました．秋の収穫が楽しみです．

　荻岳登山をしました．途中，フジのツタでブランコしたり，色々な花を見たりしました．

　中江神楽殿で手作りのそばを食べ，神楽を見ました．上の２枚の写真は，小学生による子供神楽です．同じ年の田舎の子達の舞う神楽を楽しみました．